新歓合宿を終えて
おつかれさまです。
最近新しく人に出会うことが多いこともあってか、「誰かに似てる」と良く言われます。
上の写真は自分が似てると言われた人たちなんですが、どうなんでしょうか。
自分ではあまり似てるとは思わないんですが。
自分のことを知ってる人は似てるかどうか見比べてみてください。
知らない人はこの写真たちから想像しながらブログを読んでいただければなあと思います。
さてさて、表題の件。
とその前に。
最近全然ブログ更新しないし、こいつ三日坊主かよって思ったあなたに少しだけ言い訳をさせてください。
実は本を読んでその要約や感想をブログにあげようと思って書いてたんですが、完成してから、
「これ著作権に引っかかるんじゃないか」
と思って調べたところやっぱり引っ掛かりそうだったので、投稿はやめときました。
でも、ひたすら自分が見返すようにワードで保存して溜めていこうと思ってます。
誰か一緒に本を読んで要約を交換する関係になってくれないかなあ。
言い訳終了。
さてさて、今度こそ本題へ。
今週末にアイセックの新歓合宿というものがありました。
2年生の僕にとってもとても良い経験になりましたし、いろいろと感じるものがありました。
そもそも新歓合宿とは、
アイセックに入りたいという子を集めて2日間の合宿形式で議論をし、アイセックの活動を疑似体験してもらおうというものです。
その話し合うテーマが「社会課題を持続的に解決するシステムを作れ」という、大学1年生のこの時期で考えるにはとてもじゃないけど難しいお題です。
僕は去年この合宿に参加してないのですが、もし参加してもなんもできなかっただろうなと容易に想像できるほど難しいテーマです。
そして、僕ら2年生は1年生のメンターという形で議論に参加しました。
メンターをやるのは初めてで、議論が停滞したり間違った方向へ進んだ時に修正するというものが課せられた役割でした。
またこれが難しく、大変でした。
でも、終わったときにはとてもうれしい気持ちになっていました。
なぜそうなったかは読んでいただければわかるはず。
僕たちのグループの1年生は3人で、
最初の様子としては、
頭が良くて一人でガンガン進められて自分の意見をしっかりと持っている、でも他のメンバーのことはあまり気にかけずきつい言葉を言ってしまう男の子。
田舎出身で僕たちのグループのテーマである地方衰退に強い思い入れがあって優しい、けど周りに気を遣いすぎて流されてしまう女の子。
同じく田舎出身で地方衰退への思いが強く、自分の意見をしっかり持っていれば自分の意見を伝えることができる、けど考えるのに少し時間が必要な男の子。
の3人でした。
あえて得手も不得手もかいたけど、
まあ誰にだって苦手なことはあるしね。
自分だって大学入りたての時は論理的に考えることとか上手く文言化することとかできなかったし。
多分僕のことを良く知る人は「今も出来てねえじゃん」と突っ込んでることでしょう。
この3人で、考えることが得意な男の子がリーダーで、議論を進めることになりました。
まあ察しが良い人なら気づくかもしれませんが、自分たちのチームは上手く進みませんでした。
というのも、
リーダーの彼がひとりでどんどん話を進めて、あとの2人はうなづく状態。
リーダーの彼は思ったことをストレートに口から出すから、間違った意見を言うときつい口調で言い返される。
じっくり考える時間もない。
黙っていると意見を出せと言われる。
2人にとってはつらい状況だなあと思いとても申し訳なくなりました。
いや、3人ともつらい状況だったのかもしれないですね。
こういう状況を改善すべきがメンターであり、自分も2人に話を振ってみたり、リーダーを交代してみたりと色々やってみたけれど、一時的に上手くいってもあんまり根本的な解決にはなりませんでした。
どうにかしないとなーとずっと考えていたけど、何にもできずにいました。
でもなぜか、お風呂の後くらいから、雰囲気が良くなったんです。
特にリーダーの男の子が周りの子に気を遣いながら進めていて、2人も発言できるようになっていました。
「何があったんだろ」ってとても驚いたんですけど、その後は順調に進みました。
読んでる人は???って感じだと思うんですけど僕も???って感じなんです。
気になって後でリーダーの子に「なんでそんなにマイルドになったの?」聞いてみたら、
「最初より慣れてきたから。」って言っていました。
また、最初はあまり自分の意見を言うことができなかった人が最後の手紙で
(あ、最後にそれぞれに手紙を渡す機会があるんです)
「自分がつらい時ににフォローしてくれてありがとうございました。もしあれがなかったら夕食の時に逃げ出していたかもしれません。」
とも書いてありました。
やっぱり最初の雰囲気は悪くて、つらかったんだなあと思うと同時に、
メンターとしてどうすればいいか分からなかったし、何も分からなかったけど、とりあえず積極的に声をかけることは続けてよかったなと思いました。
必然か偶然かは分からないけど、声をかけて仲良くなったことが、グループの雰囲気が良くなったのかもしれないなと思いました。
そういうことにしときましょう。
メンターとして何もできないなという無力感と、でも、最後はいい感じの雰囲気になったしちょっとはなにかできたんじゃないかなとほんの少しの自信を得ることができました。
そして、なにより、
1年生の成長をそばで感じれてとても有意義な時間になりました。
最初は、
「もう飽きたし帰りたい」「2日間では人は変われるわけない」と言ってた子が、
最後には、
時間を有効に使うという最初の目標について「満足度500パ―」と言って帰っていったのをみると、とても嬉しかったです。
合宿で1年生にとってきついこともあったかもしれないけど、キツイときは成長してるときだと思うので、自信を失わずに頑張ってもらいたいなと思いました。
彼ら彼女らのさらなる成長が楽しみです。